習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は13日、安徽省黄山景勝地の職員である李培生氏と胡暁春氏に返信し、引き続き「中国の善人」として模範的役割を果たしてほしいとの期待を伝えた。
習総書記は返信で、「あなた方は長年にわたり断崖の地で環境をきれいにし、来る日も来る日も千年の『迎客松』を守り、心を込めて美しい黄山を守り、勤労と奉仕の精神を存分に示してきた」と指摘。
「『中国の善人』の最も貴いところは、平凡な仕事の中で非凡な業績を生み出すことにある。2人が引き続き模範的役割を果たし、積極的に真善美を広め、プラスのエネルギーを伝え、周りのより多くの人々を向上と善へと導き、社会主義の核心的価値観を発揚し、社会の良き公民、職場の良き従業員、家庭の良き一員たることを目指し、中華民族の偉大な復興の実現のために自らの『光と熱』を捧げてほしい」と強調した。
中央文明弁公室は2008年からオンラインで「私の周りの善人を推薦・評価する」イベントを実施。これまでに計1万6228人(団体)を「中国の善人」に選出し、そのリストを計150回にわたって発表してきた。安徽省黄山景勝地で環境衛生・清掃業務に従事する李培生氏は2012年に、黄山のシンボルとなっているマツ「迎客松」の保全業務に従事する胡暁春氏は2021年に、職務における勤労奉仕部門の「中国の善人」に選出された。両氏は先日、業務の状況と業務を続ける中で感じた点を報告し、美しい黄山を守り、美しい中国を建設するために力を捧げる決意を表明する手紙を習総書記に送った。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年8月15日