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【中国のこの10年】世界最大規模の情報通信ネットワークを構築

16:29, August 24, 2022 人民網日本語版

このほど行われた「新時代の工業と情報化の発展」シリーズ記者会見で明らかになったところによると、中国の情報インフラはここ10年にわたり飛躍的な発展を遂げ、世界最大規模の光ファイバー・モバイルブロードバンドネットワークを構築した。全国ではすでにすべての村でブロードバンド、すべての県で5G、すべての市でギガビット級光ファイバーが開通している。人民日報が伝えた。

5G基地局開通数と携帯電話ユーザー数が世界一。7月末現在、全国の設置・開通済み5G基地局は196万8000ヶ所で、すべての地級市の市街地と県庁所在地の市街地、96%の郷・鎮の市街地で5Gネットワークによるカバーを実現している。5G携帯電話ユーザー数は2021年末比1億2000万人純増の4億7500万人に達した。

固定ブロードバンドネットワークの規模が世界最大。7月末現在の中国のギガビット級光ファイバーは4億世帯以上をカバーする能力を備えており、全国のすべての都市部で開通している。ギガビット級ブロードバンドのユーザー数は2021年末比3100万世帯以上純増の6570万世帯以上。中国の今年上半期の固定ブロードバンドのユーザー数は前年末比2705万世帯純増の5億6300万世帯に達した。

2015年以降に数年にわたり持続的に実施されたネットワーク通信速度向上・利用料金引き下げ特定行動により、固定ブロードバンドと4Gユーザーのエンドツーエンド平均下り速度が7倍向上し、単位データ通信量当たり利用料金が95%以上減少した。今年上半期のモバイルネットワークデータ通信量は前年同期比20.2%増の累計1241億GB。

ネットユーザー数が世界一で、2012年の5億6400万人から21年は10億3200万人に増加し、インターネット普及率が42.1%から73%に上がった。携帯電話でインターネットを利用する人の割合が99.7%になり、1人当たりモバイルネットワーク月間データ通信量が10年で130倍以上増加した。融合応用が深化・実務化し、情報消費の持続的な拡大と高度化をけん引した。2021年末の全国のオンライン小売額は13兆1000億元で、デジタル消費の市場規模が世界一になっている。インダストリアルインターネットが急台頭し、45の国民経済大類に全面的に融合し、産業規模が1兆元の大台を超えた。

工業・情報化部(省)の関係責任者は、「今後は5Gネットワークとギガビット級光ファイバーをはじめとする新型情報インフラの建設を持続的に推進し、ダブルギガビット級ネットワークと各分野の深い融合を加速させる」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年8月22日