中国保険産業協会によると、ここ数年間、中国の保険業は対外開放に力が入り、一連の保険業の対外開放措置が打ち出され、株式の持ち株比率に関する外資系保険会社に対しての制限も徐々に撤廃され、外資が中国の保険市場に参入する際の数量面でのハードルが大幅に低下した。2012年から21年までで、外資系保険会社の中国市場シェアは3.5%から7.8%に上昇し、北京、上海などの地域ではシェアが20%に達したという。人民日報が伝えた。
保険業の供給側構造改革が持続的に推進された。自動車保険は総合的改革が安定的に推進され、損害保険の商品構造の最適化が続いている。12-21年には傷害保険の保険料収入に占める商業自動車保険の割合が72.4%から56.9%に低下した。農業保険の保障範囲と保障レベルが絶えず上昇し、ネット保険、賠償責任保険、保証保険などの発展が牽引・規範化され、損害保険に占める責任保険と農業保険の割合はそれぞれ3.3%、4.4%から7.4%、7.1%に上昇した。市場化された人身傷害保険の保険料率形成メカニズムの推進が加速され、商業健康保険の発展に力が入り、養老保険という第三の柱の建設が強化され、健康保険の保険料収入に占める人身傷害保険の割合が8.49%から22.6%に上昇し、保障が手厚いとは言えない短期・中期の保険商品と投資・資産運用保険商品の割合は大幅に低下した。
中国保険業の国際的影響力が安定的に上昇した。12-21年には世界の保険料収入に占める中国の市場シェアは5.34%から12.2%に上昇した。17年以降、中国は世界2位の保険市場の座を保っている。21年には世界トップ500社に入った中国の保険会社は10社を数えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年9月8日