錦州31-1ガス田水中生産システムの制御と天然ガス処理を担当する錦州25-1南プラットフォーム。
中国海洋石油集団有限公司(中国海油)によると、中国で初めて独自に研究開発された浅水水中生産システムが18日、渤海錦州31-1ガス田で稼働開始した。これにより中国浅水海域油ガス開発モデルの新たなイノベーションで、渤海油田の開発困難な数億トンの埋蔵量を利用できるようになり、国家エネルギーの安全保障に新たな技術装備を加えた。人民網が伝えた。
遼東湾海域の渤海に位置する錦州31-1ガス田は、平均水深は約30メートル、水中生産システムを新設し、錦州25-1南というアジア最大の結合体プラットフォームによって開発・生産を行う。稼働開始したガス井は2井で、ピーク時の1日当たりの生産量は約41万立方メートルで、年間生産量は40万世帯の1年の消費量に相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月21日