「一帯一路」ニュースネットワーク

「一帯一路」ニュースネットワーク>>ニュースルーム

生物多様性条約第15回締約国会議第2部開幕式に習近平国家主席がビデオメッセージ

16:54, December 16, 2022 人民網日本語版

習近平国家主席は15日夜、カナダ・モントリオールで行われた国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部ハイレベル会合の開幕式にビデオメッセージを寄せた。新華社が伝えた。

習主席は「人類は運命共同体であり、団結・協力してこそグローバルな課題に効果的に対処することができる。生態系の繁栄は文明の繁栄だ。我々は手を携えて努力し、共同で人と自然の調和ある共生を推進し、地球生命共同体を構築し、クリーンで美しい世界を築くべきだ」として、以下の必要性を指摘した。

■生物多様性保全という世界的コンセンサスを形成し、「ポスト2020生物多様性枠組(GBF)」の策定を共同で推進し、世界の生物多様性保全の目標を定め、道筋を明確にする。

■生物多様性保全という世界的なプロセスを推進し、ビジョンを行動に変え、発展途上国の能力向上を支援し、気候変動や生物多様性喪失など世界的な課題に共同で対処する。

■生物多様性保全を通じてグリーン開発を推進し、発展モデルと生活様式のグリーン・トランスフォーメーション(GX)を加速し、グローバル発展イニシアティブを指針として、各国の人々にさらに多くの実益をもたらす。

■公平で合理的な生物多様性保全の世界的な秩序を維持し、真の多国間主義を断固として守り、国連中心の国際体制と国際法に基づく国際秩序を断固として支持し、「ふるさと地球」を守るために力を結集する。

習主席は「中国は生態文明建設と生物多様性保全を積極的に推進し、生態系の多様性・安定性・持続可能性を絶えず高め、中国の特色ある生物多様性保全の道を歩み出した。将来的に、中国は生態文明建設を強化し続け、人と自然の調和ある共生の観点から発展を計画し、『国連生態系回復の10年』行動計画に呼応し、生物多様性の保全・修復に関する重要プロジェクトを多数実施し、国際交流・協力を深め、『一帯一路』(the Belt and Road)グリーン発展国際アライアンスを拠り所に、昆明生物多様性基金の役割をしっかりと発揮させ、発展途上国を可能な限り支援し、世界の生物多様性ガバナンスを新たな段階へと押し上げていく」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年12月16日