中国の四川省自貢市とラオスのヴィエンチャン市を結ぶ中国ラオス鉄道の国際定期貨物列車が12月15日に開通した。同日午前10時45分、冷蔵庫やエアコン、洗濯機などの家電製品、電動ドリルなどの製品が積み込まれた同路線の1本目となる列車が自貢南駅から出発した。4日後にラオスの首都ヴィエンチャンに到着する予定となっている。四川日報が報じた。
同列車にはコンテナ25基が積載され、340万元(1元は約19.7円)相当の荷物が積み込まれている。雲南省の磨憨(モーハン)通関地、ラオスの経済特区を経由して、ヴィエンチャンに到着することになっている。その後、ヴィエンチャンを中継地として、鉄道や車両輸送によってベトナム、タイ、ミャンマー、カンボジアなどへと運ばれていくことになる。これにより、自貢市や成渝エリア(四川省成都市と重慶市)の貨物を南アジアや東南アジアへと輸出する市場が拡大されると期待されている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2022年12月20日