中国情報通信研究院(CAICT)がこのほど発表した「ビッグデータ白書(2022年)」によると、中国のビッグデータ産業は規模が急速に拡大して、2021年は1兆3千億元(1元は約19.2円)に達し、年平均成長率は30%を超えた。中国新聞社が伝えた。
同研究院のクラウドコンピューティング・ビッグデータ研究所の何宝宏所長は、「中国ビッグデータ産業はブレークスルーを達成し続け、イノベーション能力が絶えず増強されている。2021年に中国で発表されたビッグデータ分野の論文数は世界全体の31%を占め、ビッグデータ関連特許の出願受理件数は世界全体の50%を超え、どちらも世界一だった」と述べた。
同白書によれば、21年の中国のビッグデータ関連マーケットエンティティ総数は18万社を超え、大企業が牽引し、中小企業が協調し、イノベーション企業が次々に誕生する発展局面を形成し、ビッグデータ産業のビジネスエコシステムが最適化され続けた。また、ビッグデータ産業の市場の将来性が広く認識され、21年ビッグデータ産業関連企業が獲得した投資は総額800億元を超えて、過去最高を更新した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月5日