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中国2022年の対外貿易輸出入総額が初めて40兆元突破

15:03, January 16, 2023 人民網日本語版

中国の税関総署が13日に発表したデータによると、2022年に中国の対外貿易輸出入は複数の予想外の要因による打撃に耐え抜き、輸出入の規模、質、利益がそろって高まった。通年の輸出入総額が初めて40兆元(1元は約19.1円)の大台を突破し、中国は6年連続で世界一の物品貿易国の地位を保った。

税関がまとめた統計では、22年の中国の物品貿易輸出入総額は前年比7.7%増の42兆700億元に達し、内訳は輸出が10.5%増の23兆9700億元、輸入が4.3%増の18兆1千億元だった。四半期別の輸出入額を見ると、第1四半期(1-3月)は9兆元を突破し、第2四半期(4-6月)は10兆元を突破し、第3四半期(7-9月)はさらに伸びて11兆3千億元に達し、第4四半期(10-12月)も11兆元台を維持した。

貿易の方式を見ると、一般貿易の成長率が高く、比率も上昇した。22年の一般貿易の輸出入額は同11.5%増の26兆8100億元となり、輸出入総額の63.7%を占め、比率は同2.2ポイント(p)上昇した。

貿易パートナーを見ると、中国とASEANの経済貿易往来がより緊密になり、輸出入額は同15%増の6兆5200億元に達し、ASEANは前年に続いて中国の一番目の貿易パートナーになった。また中国と「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との輸出入額は同19.4%増加して、中国の対外貿易総額に占める比率は同3.2p上昇の32.9%だった。こうした国以外の、地域的な包括的経済連携(RCEP)の加盟国との輸出入額は同7.5%増加した。

対外貿易活動の主体を見ると、民間企業の好調さが目立つ。22年に中国では輸出入の実績がある対外貿易企業は同5.6%増の59万8千社に上った。そのうち民間企業の輸出入の比率が同2.3p上昇の50.9%に達し、年間の割合は初めて50%を超えた。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年1月16日