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<企画>2022年の経済情勢に関するデータを発表 中国

16:30, January 30, 2023 人民網日本語版

「中国はこのほど、関連データを発表し、2022年1-12月の経済情勢に関して報告した。」

▷消費市場の運営状況


 2022年1-12月の中国の社会消費財小売総額は前年同期比0.2%減の43兆9733億元だった。

▷対外貿易の状況


2022年の中国の輸出入総額は初めて40兆元の大台を突破。中国は6年連続で世界一の物品貿易国の地位を保った。

22年の中国の物品貿易輸出入総額は前年比7.7%増の42兆700億元に達し、内訳は輸出が10.5%増の23兆9700億元、輸入が4.3%増の18兆1千億元だった。四半期別の輸出入額を見ると、第1四半期(1-3月)は9兆元を突破し、第2四半期(4-6月)は10兆元を突破し、第3四半期(7-9月)はさらに伸びて11兆3千億元に達し、第4四半期(10-12月)も11兆元台を維持した。

▷外資導入の状況


2022年の中国の実行ベース外資導入額は比較可能なデータで計算すると前年比6.3%増の1兆2326億8千万元に上り、過去最高を更新した。

分野別に見ると、製造業への外資の流入ペースが最も速かった。公式データによれば、22年の中国製造業の実行ベース外資導入額は同46.1%増の3237億元だった。ハイテク産業は同28.3%増加して、全国に占める割合が同7.1ポイント上昇の36.1%になった。そのうち電子及び通信設備製造業の成長率が最も高く56.8%に達した。

投資元の国・地域を見ると、主要国・地域からの投資が軒並み増加した。22年の欧州連合(EU)の対中投資は同92.2%と急増し、そのうちドイツは52.9%増だった。「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国からの投資は同17.2%増、ASEANからの投資は同8.2%増となった。

▷関連データ


2022年の1人当たり可処分所得

2022年、国民の収入増加率は中国のGDP成長率とほぼ一致しており、農村部の収入増加率は都市部を上回った。通年で全国の1人当たり可処分所得は3万6883元に上り、名目成長率は前年比で5.0%増だった。物価要因を考慮した実質成長率は2.9%で、3%のGDP成長率に近かった。

都市部と農村部で見ると、都市部住民の平均可処分所得は名目で同3.9%増、実質で同1.9%増の4万9283元となり、農村部住民の平均可処分所得は名目で同6.3%増、実質で同4.2%増の2万133元となった。全国の1人当たり可処分所得の中央値は3万1370元となり、名目で同4.7%増加した。

■2022年の1人当たり消費支出

2022年全国の一人当たり消費支出は名目で同1.8%増、実質で同0.2%減の2万4538元だった。

■2022年の都市部の新規雇用者数

2022年、中国全体の雇用は安定しており、都市部の調査失業率はやや低下した。通年の都市部の新規雇用者数は1206万人に上り、1100万人の目標を大幅に上回った。

22年12月の都市部の調査失業率は前月比0.2ポイント減の5.5%だった。

■2022年貧困脱却労働者3278万人を雇用

2022年に貧困を脱却した労働者の雇用規模は通年で3278万人に達し、21年末より133万人増加し、年度目標の259万人を上回った。

■2022年 中国貧困脱却人口の平均純収入が14.3%増加

2022年中国全国の貧困を脱却した人の平均純収入が前年比14.3%増の1万4342元に達し、貧困脱却の基礎がさらに安定して強固なものになった。

(編集JZ)

「人民網日本語版」2023年1月29日