中国自動車工業協会が2日に明らかにしたところによると、中国の自動車輸出はすでに新たな発展段階に突入し、自動車輸出額は急増傾向を保っているという。中国新聞社が伝えた。
同協会がまとめた中国税関総署の統計データを見ると、2022年12月の中国の自動車製品の輸入額と輸出額は、11月との比較ではどちらも減少し、前年同期比では輸入額が速いペースで減少し、輸出額が急増した。
22年12月の自動車製品輸出額は前月比9.9%減、前年同期比10.0%増の206億8千万ドル(1ドルは約128.6円)だった。そのうち輸入額は前月比10.2%減、前年同期比9.1%減、輸出額は前月比9.8%減、前年同期比21.3%増だった。
同協会によると、22年の全国の自動車製品累計輸出入額は同11.7%増の2486億5千万ドルとなり、うち輸入額は同7.7%減、輸出額は同26.4%増だった。
同協会は、「2022年には中国自動車ブランドの国際競争力が持続的に上昇し、輸出が急増する流れになった。2023年の中国自動車市場は安定さの中で好転する発展する状況が続くだろう」と予測する。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年2月3日