習近平総書記「基礎研究を強化し、科学技術の自立・自己強化の基礎を固める」

中共中央政治局は21日午後、基礎研究の強化について第3回集団学習を行った。習近平総書記は学習を主宰し、「基礎研究の強化は高水準の科学技術の自立・自己強化を実現するうえで差し迫った要請であり、世界的な科学技術強国を建設するうえで必ず通らなければならない道だ。各級の党委員会と政府は基礎研究の強化を科学技術政策の重要日程に組み込み、統合的計画・調整を強化し、政策的支援を拡大し、基礎研究の質の高い発展の実現を後押しする必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

習総書記は「科学技術分野の国際競争に対応し、高水準の自立・自己強化を実現し、新たな発展の形の構築、質の高い発展の実現を推進するには、基礎研究を強化し、鍵を握る技術的問題を源と根底から解決することが差し迫って必要だ」と指摘。

「基礎研究の先見的、戦略的、系統的な展開を強化する必要がある。『4つの志向』を堅持し、目標指向型と自由な模索の『2本の道』を堅持し、世界の科学技術の最前線を国家の重大な戦略的ニーズ及び経済・社会発展目標と結びつけ、科学の発展法則に従い提示された最前線の問題と重大な応用研究において導き出された理論的問題を統合的に扱い、基礎研究において鍵を握る科学的課題を練り上げる必要がある。国家の戦略的科学技術力を強化し、戦略指向型の体系的な基礎研究、最前線指向型の模索的な基礎研究、市場指向型の応用的な基礎研究を組織的に推進する必要がある。基礎学問分野の設置を最適化し、重点学問分野、新興学問分野、注目されていない学問分野、弱い学問分野の発展を支援し、学問分野間の融合と学際的研究を推進し、全面的で均衡のとれた発展を遂げる質の高い学問分野体系を構築する必要がある」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年2月23日