中共中央政治局は21日午後、基礎研究の強化について第3回集団学習を行った。
習近平総書記は学習を主宰し、「世界はすでにビッグサイエンスの時代に入った。基礎研究は組織化の水準が次第に高まり、制度的保障と制度的誘導が基礎研究の成果のアウトプットにもたらす影響力が次第に大きくなっている。基礎研究の体制的・制度的改革を深め、制度と政策の価値による駆動と戦略的牽引の役割をうまく発揮しなければならない」と指摘。
「人類が発展における共通の難題を打開するには、これまでのどの時期にも増して国際的な協力と開放・共有が必要だ。基礎研究の国際協力プラットフォームを構築し、全世界に向けた科学研究基金を創設し、国の科学技術計画の対外開放を強化し、気候変動、エネルギー安全保障、バイオセキュリティ、宇宙空間の利用など世界的な問題を中心に据え、外国との共同科学研究を拡大し、深める必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年2月27日