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日本の中国侵略の映像を公開、日本軍の侵略の野望を暴く

16:50, April 18, 2023 人民網日本語版

中国の中央広播電視総台は3月21日、モスクワでロシアの全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社と、様々なレベルや分野での包括的な協力の推進に関する覚書に調印した。調印式では、全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社から中央広播電視総台に貴重な歴史映像資料が寄贈された。中央テレビニュースが伝えた。

この映像資料は元ソ連赤軍が中国東北部で日本の関東軍から押収したもので、25分近くにわたる映像にはこれまで公開されたことのない数多くのシーンが含まれており、日本の侵略者が中国で犯した侵略行為と途方もない大罪を明らかにしている。

映像では中国侵略日本軍の清河駅での兵力輸送の様子が初めて公開された。中国人民抗日戦争記念館の張源副研究館員によると、映像に映る武器から、九二式重機関銃1挺につき軍馬10頭と兵士22人を配置するなど、日本軍の兵力輸送が部隊単位で行われていたことが分かる。

杜沢寧氏(72)は長年にわたり清河の地方史研究に尽力し、体験者を訪ねて、オーラル・ヒストリーの手法によって、ほとんど知られていない物語を記録してきた。「日本軍は清河駅占領中、しばしば清河鎮に来て村人を捕まえ、列車から積み荷を下ろさせた」。杜氏による調査の結果は映像資料でも裏付けられた。清河駅は平綏鉄道路線上の小さな駅で、北平城外の交通中枢だった。中国侵略日本軍の大量の兵士、軍馬、弾薬、銃砲がここへ輸送された。

実は清河駅は中国侵略日本軍の鉄道路線による兵員・軍事物資輸送の縮図に過ぎない。この映像は侵略戦争の拡大と武力による中国侵略という日本軍の野望を暴いた。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年4月18日