国家外貨管理局の統計データによると、2023年4月末現在、中国の外貨準備高は3兆2048億ドル(1ドルは約135.1円)に上り、前月末に比べて209億ドル(0.66%)増加した。
23年4月には、世界のマクロ経済データ、主要経済国の金融政策への期待などの要因の影響を受けて、ドル指数が低下し、世界の金融資産価格は全体として上昇した。レート換算と資産価格の変動といった要因が総合的に作用し合う中で、同月の外貨準備高は増加した。中国が質の高い発展に力を入れ、経済発展が回復好転の勢いを示したことが、外貨準備高の規模の基本的な安定を引き続き維持するのに役立つ。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年5月8日