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【贈り物から見る習主席の外交ストーリー】ラグビーや冬季五輪メダルから見る習主席のスポーツ外交

16:52, May 12, 2023 人民網日本語版

2014年11月20日、習近平国家主席はニュージーランドの首都ウェリントンで、同国のジョン・キー首相(当時)と共同記者会見に臨んだ。記者会見の終了時、ラグビーのスター選手でオールブラックスに所属するマア・ノヌー選手が壇上に上がり、背番号「8」と習主席の名を記したオールブラックスの黒いユニフォームを習主席に贈った。習主席はこの贈り物を大切にすると述べ、ノヌー選手を中国での交流や試合に招待し、ラグビーの中国での発展を後押しして欲しいと語った。数日も経たないうちに、オールブラックスの選手らが中国を訪れ、北京でラグビーを指導した。ある選手は、「将来的により多くのトップレベルの選手が中国で交流することを願っている。中国人選手がニュージーランドでの試合に出場することも歓迎する」と語った。

スポーツは国や人種の違いを超える、全人類の共通言語だ。様々な外交の場で、習主席はスポーツによって中国と世界の距離を縮めてきた。これはすでに「習式外交」の特徴の1つとなっている。

2014年2月にロシアのプーチン大統領が習主席に贈ったソチ冬季五輪表彰メダルを模したプレゼント(撮影・胡楊)

2014年2月にロシアのプーチン大統領が習主席に贈ったソチ冬季五輪表彰メダルを模したプレゼント(撮影・胡楊)

2014年の新春、習主席はロシアでソチ冬季五輪の開会式に出席。中国の国家元首として海外の大規模な国際スポーツ大会に出席する先例となった。ロシアのプーチン大統領はソチ冬季五輪の表彰メダルを模したプレゼントを習主席に贈った。メダルに刻まれたソチの風景は、「志を同じくする者は山海を隔てていても遠いと思わない」との言葉にふさわしく、このスポーツ外交における美談の「証人」となった。ラグビーから冬季五輪メダルまで、習主席のスポーツ外交はその親しみやすいスタイルによって中国の友人達を増やし続けてきただけでなく、発展途上の大国の開かれた自信、勢いよく発展していることを世界に示してきた。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年5月12日