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【贈り物から見る習主席の外交ストーリー】中米間の友好的交流を物語る30年間の友情

16:29, May 16, 2023 人民網日本語版

2015年4月8日、習近平国家主席は北京の釣魚台迎賓館で、米国の友人から「30年間の友情を記念して」と記された写真立てを受け取った。贈ったのは米国アイオワ州在住のDvorchak夫妻。写真立てには、習主席が1985年と2012年に訪米した際の写真が6枚収められていた。

1985年、当時河北省正定県党委員会書記だった習主席は、石家荘市のトウモロコシ視察団を率いて、太平洋の向こう岸にある「友好省州」の米アイオワ州を訪問した。マスカティンという小さな町に滞在した3日間という短い期間に、習主席は米国の市民と初めて対面で接触する貴重な時を過ごした。アイオワ州で、習主席はDvorchak夫妻宅に滞在した。当時、中米間の交流の扉は開かれて間もなく、両国民の相互理解と意思疎通の意欲は強かった。3日間に、習主席は視察団と共に高齢者のもとを訪ね、子供の誕生日を祝い、現地の記者による取材を6回受け、米側の開催した歓迎会に5回出席した。

1985年、米アイオワ州マスカティン市を訪問し、ある家庭の農場で熱烈な歓迎を受ける習主席(右から4人目)。

1985年、米アイオワ州マスカティン市を訪問し、ある家庭の農場で熱烈な歓迎を受ける習主席(右から4人目)。

2012年2月、すでに国家副主席となっていた習主席はアイオワ州を再訪した。雨と雪が降る中、マスカティンを再訪し、前回の訪問時に交流した友人達と再会した。Dvorchak夫人も遠方から駆けつけた。習主席は27年前の交流の詳しく振り返り、「皆さんは私が初めて会った米国人でした。私にとっては、皆さんは米国そのものです」と述べた。Dvorchak夫人も「私達にとってもあなたが最初に触れ合った中国の友人でした。それまで中国の人に対して懸念がありましたが、あなたと共に過ごして、中国の人に対する否定的な見方が消えました」と述べた。

「国の交わりは民の相親しむに在り」と言われるように、習主席は民心の通じ合いを非常に重視している。多忙な外交活動の中で、習主席は常にできるだけの時間を割き、各界の人々や一般市民と広く触れ合い、交流している。2022年5月、習主席はアイオワ州の友人であるSarah Lande氏の手紙への返信で「中米両国民は共に偉大な国民であり、国民間の友好は貴重な財産であるとともに、両国関係発展の重要な基礎だ」と記した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年5月16日