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【贈り物から見る習主席の外交ストーリー】習主席と父の豪州への思いがこもった写真

16:34, May 30, 2023 人民網日本語版

習近平国家主席は2014年11月にオセアニア諸国を歴訪し、最初の訪問国としてオーストラリアを訪問した。習主席のオーストラリア訪問は1988年以降5回目だった。この「オーストラリアを最も知る中国の指導者」を歓迎するため、豪州側は温かい思いに満ちたプレゼントを用意した。それは、習主席の父親である習仲勲氏が1979年11月末から12月初めまで豪州を訪問した際の写真だった。

改革開放初期、習仲勲氏は広東省の代表団を率いて豪州ニューサウスウェールズ州を友好訪問した。豪州で、習仲勲氏は「多くのことを見て学んだ」だけでなく、同州のネヴィル・ラン首相(当時)と、広東省とニューサウスウェールズ州を友好省州とする共同声明に署名した。

2014年11月17日、習近平国家主席はオーストラリア連邦議会で「手を携えて中豪発展の夢を追い、肩を並べて地域の安定と繁栄を実現する」と題する重要演説を行った。(撮影・謝環馳)

2014年11月17日、習近平国家主席はオーストラリア連邦議会で「手を携えて中豪発展の夢を追い、肩を並べて地域の安定と繁栄を実現する」と題する重要演説を行った。(撮影・謝環馳)

父の習仲勲氏同様、習主席も中国と豪州の都市間、省州間交流・協力の推進に大きな力を注いできた。習主席は「私はかつて長い間中国の地方で働き、地方指導者の責任の重さ、仕事の難しさを深く知り、地方交流の両国関係に対する重要な促進作用も深く知っている」と語っている。

現在、中国・豪州間では、すでに100組以上の友好省州、友好都市関係が結ばれている。習主席は「中豪関係の発展は地方に根を下ろし、地方に依拠し、地方に恩恵を及ぼす必要がある」と語っている。

2014年末のオセアニア訪問で、習主席は10日間で3ヶ国7都市を訪問し、中国外交のために重要な足跡を残した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年5月30日