中国の習近平国家主席は演説や外国メディアへの寄稿で、外国のことわざや名言をよく引用する。ここでは、習主席の引用した外国のことわざや名言を振り返ってみよう。
イタリアの著名な作家であるアルベルト・モラヴィアは「友情は偶然の選択ではなく、私たちを支配する情熱によって決まる」と記した。現在、世界は百年間なかった大きな変化に直面している。中国とイタリアの関係を新たな、より高い水準へと引き上げ、世界の平和・安定と発展・繁栄を共同で維持することは、歴史が我々に与えた責任だ。
2019年3月20日、イタリアメディアへの習主席の寄稿
スペインの哲学者ホセ・オルテガ・イ・ガセットは「ずっと先を見ているときだけ前に進める。大きく考えているときだけ、進める余地がある」と述べた。中国はスペインと共に努力し、機会を共有し、共に試練を迎え撃ち、手を携えて両国関係に新たな章を記し、両国民の素晴らしい未来を切り開くことを望んでいる。
2018年11月27日、スペインメディアへの習主席の寄稿
ウズベキスタンには「大樹は実を結んでこそ注目される」ということわざがある。中国とウズベキスタンの包括的協力はすでに多くの実を結び、両国民に幸福をもたらし、両国民からも支持されている。私は、各々の国の発展・振興を実現する長い道のりにおいて、中国とウズベキスタンは手を携えて共に歩み、両国の友好に新たな美しい章を記すことが必ずできると信じる。
2016年6月21日、ウズベキスタンメディアへの習主席の寄稿
キルギスには「兄弟愛はあらゆる富に勝る」とのことわざがある。中国人も「兄弟が心を一つにすれば、金属を断ち切ることができる」とよく言う。現在、世界は百年間なかった大きな変化に直面している。中国とキルギスが手を携えて協力し、共に試練を迎え撃ち、両国関係の持続的で安定した健全な発展を確保することは、歴史が我々に与えた責任だ。
2019年6月11日、キルギスメディアへの習主席の寄稿
(編集NA)
「人民網日本語版」2023年6月8日