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習近平総書記が砂漠化対策で要求したこととは?

16:39, June 09, 2023 人民網日本語版

習近平総書記はこのほど、内蒙古(内モンゴル)自治区巴彦淖爾(バヤンノール)市を視察した。習総書記は6日午前に現地の砂漠化対策を視察し、午後には総合的な砂漠化対策や「三北」(華北・西北・華北)など重点的環境事業の進展について座談会を開いた。砂漠化対策は、習総書記が今回の視察で注目したテーマの1つだ。中央テレビ網が伝えた。

習総書記は砂漠化対策を現地で視察した際、「人類がより良く生存・発展するには、砂漠化対策が必須だ。砂漠化対策は転がり落ちる岩を山頂へ押し上げるようなものであり、気を抜くと元に戻ってしまう」とし、砂漠化対策は長期的な歴史的課題であり、しっかりと取り組み続ける必要があると強調した。

「転がり落ちる岩を山頂へ押し上げる」というのは、勢いに逆らうことを意味しており、この言葉から砂漠化対策という事業の難しさがよく分かる。そして「転がり落ちる岩を山頂へ押し上げる」ためには、艱難辛苦を恐れず、努力し続けることが必要であり、新時代の中国の砂漠化対策の新たな奇跡を創造する決意が求められることもはっきりと見て取れる。

6日の座談会で、習総書記は「この2年、気候変動の異常な影響を受けて、我が国の北方地域で黄砂現象がやや増加した。我が国の砂漠化対策は依然として厳しい状況にあることを、現実は物語っている」とし、砂漠化対策の長期性、困難さ、反復性、不確実性を十分に認識し、使命感と緊迫感を高めるよう指示した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年6月9日