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【習主席の首脳外交】首脳外交のリードで友情の新たな章を記し続ける中国とコンゴ共和国

16:39, June 15, 2023 人民網日本語版

2013年3月29日、習近平国家主席は国賓としてコンゴ共和国を訪問するため、同国の首都であるブラザビルに到着した。中国の国家主席がコンゴ共和国を訪問するのは、1964年の国交樹立以来初めてだった。

コンゴ共和国国会での演説で、習主席は2010年4月に、中国の青海地震後、コンゴ共和国政府の寄付によって被災地に小学校が建設され、サス・ンゲソ大統領が「中国コンゴ友好小学校」と名付けたことに特に言及した。コンゴ共和国は豊かではなく、小学校の建設コストは高いことを考え、当時中国側はコンゴ側に教室棟や図書館の建設を提案したが、サス・ンゲソ大統領は断固として「いや、建設費を寄付したいのは小学校だ。小学校をまるごと1校建設したい。建設費がどれほど高くても、コンゴ共和国は費用を負担する」と述べた。2年後、標高3800メートルに位置する被災地に、中国コンゴ友好小学校が完成した。また、この訪問で、習主席はサス・ンゲソ大統領と共に中国が建設を支援したマリアン・ングアビ大学図書館の開館及び中国館の除幕式に出席した。

2020年、中国が新型コロナウイルス感染拡大との闘いの正念場にある時に、サス・ンゲソ大統領などコンゴ共和国の指導者は中国に見舞いのメッセージを送り、決して豊かではないポワントノワール市も友好都市である蘇州市にマスク1万枚を贈った。コンゴ共和国で感染が拡大すると、中国は直ちに感染対策物資を援助するとともに、感染対策の医療専門家チームを急遽派遣し、感染対策経験の共有と研修を行った。

習主席は「我々両国の国民は困難を乗り越えて助け合う中で、兄弟のような厚い友情を結んできた」と述べた。今やコンゴ共和国では、中国との友情の象徴が至る所に見られる。国道1号線や新議会議事堂、6万人の観衆を収容できる総合スタジアムなど、中国の援助で建設され、人々に恩恵をもたらすインフラの数々がコンゴ共和国に根を下ろしている。

10年前に習主席の打ち出した「真実親誠」という対アフリカ政策理念と「正しい義利観」は、中国とコンゴ共和国、中国とアフリカの協力を常に新たな段階へと押し上げている。10年の間に、中国とコンゴ共和国の関係は包括的・戦略的協力パートナーシップへと格上げされ、より緊密なものとなった。首脳外交がリードする形で、中国とコンゴ共和国の友情には新たな章が常に綴られている。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年6月15日