中共中央政治局は6月30日午後、マルクス主義の中国化・時代化の新たな境地を開くことについて第6回集団学習を行った。新華社が伝えた。
議長を務めた習近平総書記は「マルクス主義の中国化・時代化の新たな境地を開くという重大な任務は、現在の中国共産党員の厳粛な歴史的責任だ。中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)報告は歴史的経験を総括したうえで、『2つの結合』『6つの“堅持しなければならない”』など理論的革新を推進する科学的方法を打ち出して明らかにし、党の理論的革新の継続的推進のための根本的準拠を示した。我々はこれをしっかりと堅持し、運用する必要がある。我々は党の理論的革新に対する法則的認識を深め続け、新時代の新たな道のりにおいてより実り豊かな理論的革新の成果を得る必要がある」と強調。
「大きな歴史観を堅固に確立し、より広い視野、より長期的な視点で世界の歴史の発展の脈絡と正しい行方を把握し、我が国の社会の発展、人類社会の発展の論理と趨勢を見極め、中国式現代化の歴史的沿革と実践的要求を把握し、新たな科学技術変革、世界の経済発展の大きな構造、我が国の発展における段階的特徴の中で、質の高い発展の推進と新たな発展構造の構築に対する法則的認識を深め、世界のマルクス主義政党の命運の比較及び我が党の長期的執政が抱える現実的課題の中で、党の自己革命・戦略思想に対する法則的認識を深め、現実的問題の解決のための科学的理念、有効な対策を全面的・系統的に打ち出し、現在の中国のマルクス主義、21世紀のマルクス主義がより強大で、より説得力ある真理の力を示すようにする必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年7月3日