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中国は「信頼できる友」と考えるアラブ諸国の若者

16:47, July 13, 2023 人民網日本語版

ドバイのPR会社ASDA'ABCWが、アラブ18ヶ国に住む18歳から24歳までの若者3600人を対象に実施した調査によると、80%の回答者が中国を自国の「盟友」と考えており、友好国の上位に位置していた。同調査では、中国のことを誠実で、友好的、信頼できると見るアラブ諸国の人々、特に若者が増えていることが分かった。人民日報海外版が報じた。

ASDA'ABCWの最新の民意調査のほか、米プリンストン大学の無党派研究ネットワーク「アラブ・バロメーター」が2021年10月から2022年4月にかけて、イラクやヨルダン、レバノン、リビア、モーリタニア、モロッコ、パキスタン、チュニジア、スーダンといったアラブ9ヶ国で展開した民意調査の結果も、アラブ諸国の人々の中国に対する好感度が高まっていることを示しており、好感度は米国を上回っていた。

アラブ諸国の多くの若者が近年経験していることが、今回の民意調査の結果につながっているようだ。例えば、モロッコでは、90後(1990年代生まれ)の女性・ディナさんが、街中で中国人にとって馴染み深い中国語の歌を歌って、中華文化を発信し、たくさんのフォロワーを抱える「ネット有名人」になっている。また、エジプトのスエズ運河大学で中国語を教える教員・Yaheyaさんは中国文学が大好きで、ここ約10年間に、多くの中国語図書を翻訳刊行してきた。ヨルダンの男性・小艾さんは、中国に留学したのがきっかけで、中国が大好きになり、卒業後は甘粛省で働いている。そして普段から弟に中国語を教えているのだという。アラブ諸国の若者が少しずつ中国に近づき、中国を好きになっていくという生き生きとしたイメージは、アラブ諸国の人々の中国に対する好感度がますます高まっているという動向を強く反映していると言えるだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年7月13日