武漢市の後襄河南路(撮影・曲靖)。
武漢市江漢区の青年路。
中国のネットユーザーから最近、街路樹の美しい湖北省武漢市江漢区にある後襄河南路を称賛する声が再び上がっている。この通りの他にも、武漢市で街路樹の美しい道としてネット掲示板で話題となっている通りはあるのだろうか?武漢市園林・林業局を取材したところ、現時点で、同市の街路樹カバー率は88%に達していることが分かった。長江日報が報じた。
ネットユーザーの間で大きな話題となっている「武漢で最も美しい街路樹のある道路」である後襄河南路は後襄河公園を貫通しており、青年路と常青路を結んでいる。そして、東側には武漢博物館が、南側には王家墩中心業務地区(CBD)があり、北へ進むと漢口駅に向かうこともできる。わずか556メートルのその道は、自然、人文、スポーツ、商業を含む各種生活圏を繋いでいる。
街路樹が茂る道でサックスを演奏する男性(撮影・付玥玥)。
漢口駅からも近いため、後襄河南路は、他の地域からやって来た多くの観光客にとって、「武漢の第一印象」となる。湖南省出身の蘇さん(19)は武漢の学校に通っており、この道を初めて見た時、「青々とした樹木が茂っていて、とても癒されると感じた」とその美しさに思わずうっとりしたという。
武漢には、後襄河南路のような街路樹の美しい道がたくさんある。住宅・都市農村建設部(省)リモートセンシング応用センターのリモートセンシング調査データによると、現時点で、同市の 既成市街地の歩行者道路や自転車専用道路の総延長距離は約3600キロで、うち街路樹があるのは約3168キロと、そのカバー率は88%に達している。この数字は、「国家生態園林都市」に認定されるために満たす必要のある「カバー率85%」という基準をすでに上回っている。
2021年の「武漢で最も美しい街路樹のある道路」に選ばれた東湖景勝地の植物園路(撮影・劉帥)。
武漢市園林・林業局は近年、「最も美しい街路樹のある道路」として、後襄河南路や解放公園路、亀山北路、臨空港大道を含む20本を選出してきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月21日