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河北省の北三県と北京市内結ぶ通勤快速バスが運行1周年

16:52, July 28, 2023 人民網日本語版

北京市交通委員会によると、今月25日に、北京市に隣接する河北省の三河市、香河県、大廠回族自治県の三県(北三県)と北京市内の中心部を結ぶ通勤用カスタマイズ快速バスが開通1周年を迎えた。快速バスの路線は開通時の4本から今では18本にまで増え、北三県の重点コミュニティ全てをカバーするようになっている。現時点で、快速バスの利用者は1日平均延べ4500人で、開通当時に比べて6.2倍となっている。これまでの利用者は累計で延べ約54万人で、乗車率は平均88.96%、平均所要時間は60分となっている。中国新聞網が報じた。

北京市・天津市・河北省の交通一体化をさらに推進し、北京周辺地域から北京に通勤するのが不便という問題を解決すべく、北京市は昨年7月25日から、河北省の三県と北京市内の中心部を結ぶ通勤用カスタマイズ快速バスを運行するテスト事業を始めた。北京周辺地域から北京市内に入る場合はいったん下車して検査所で身分証チェックを受けることが必要だが、この通勤快速バスでは遠隔操作で身分証チェックを行っているため、検査所をスピーディーに通過することができ、通勤時間が大幅に短縮されている。

異なる時間帯に北京に通勤する人のニーズを満たすべく、同通勤快速バスでは運行時間の調整を行った。現時点で、朝の北京行きのバスは午前6時20分から午前8時15分まで、計56本運行されている。夕方の復路は、午後5時20分から午後8時10分まで、計51本が運行されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年7月27日