習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は水害対策・災害救助活動について重要な指示を出した。新華社が伝えた。
習総書記は、「最近、台風5号の影響で、華北や黄淮などで豪雨が発生し、洪水や土砂災害が起こり、北京や河北で多数の死傷者が出ている」と指摘。
「各地は行方不明者の捜索と災害場所に取り残されている人の救助に全力を尽くし、負傷者の治療と遺族の慰問をしっかりと行い、死傷者を最小限に抑える必要がある。被災者を適切に避難させ、交通、通信、電力など損壊したインフラの復旧を急ぎ、できるだけ早く正常な生産・生活秩序を回復させる必要がある」と指示した。
また「現在は水害対策の正念場だ。各地区と関係当局はこれを強く重視し、監視・予報・早期警戒を強化し、巡回検査・監視を強化し、水害対策の重点箇所から注意をそらさず、各水害対策をしっかりと実行し、人民大衆の生命と財産の安全及び社会の大局の安定を全力で確保しなければならない」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年8月2日