タイの観光・スポーツ省が4日に発表した観光業の統計によると、今年1‐7月期、同国の観光収入が合わせて1兆800億バーツ(1バーツは約4円)に達した。うち外国人観光客が6381億6000万バーツを占めた。同期、タイを訪問した外国人観光客は前年同期比384%増の延べ1500万人以上に達した。中国新聞網が報じた。
同省は今年タイを訪問する外国人観光客は延べ2500万人、観光収入は合わせて2兆3800億バーツに達すると見込んでいる。
1‐7月期、タイを訪問した外国人観光客の国別トップ5は、マレーシア(延べ243万人)、中国(延べ183万人)、韓国 (延べ90万人)、インド (延べ88万人)、ロシア(延べ85万人)だった。
同期、タイの観光業は絶好調となったものの、外国人観光客の数は依然として新型コロナウイルス感染症発生前の水準を大きく下回っている。
今年の残り数ヶ月と来年の観光業を刺激すべく、タイ国政府観光庁は今月2日から6日までの5日間、バンコクにおいて「第41回タイ観光フェスティバル2023」を開催した。タイの観光業が既定の戦略的方向に向かって進むよう導き、観光業の価値を高め、その持続可能な発展を促進するのが狙いだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年8月7日