秋が近づく中国でキャンプが再び人気に

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秋の足音が近づき、中国ではキャンプ人気が再び高まりを見せ、常態化とオールシーズン化という流れになりつつある。そしてキャンパーは25歳から34歳の年齢層に集中している。彼らは大自然に触れ、自分の成長を追求することに強い関心を抱いている。

キャンパーの多くが若者

海外のキャンプ市場は成熟しており、日本のキャンプの浸透率は11.2％、米国は15.8％に達しているのに対して、中国は低く、約1％にとどまっている。

ただ、短期的に見ると、近場旅行の人気が目に見えて高まっており、そのなかでもレジャーで最も人気となっているのがキャンプだ。旅行の選択肢が増えているのを背景に、キャンプ業界の成長は正常な状態に戻りそうだ。データによると、キャンプは現在、常態化とオールシーズン化という流れになりつつある。長期的に見ると、2030年をめどに、中国のキャンプ人口は2億1000万人に達すると予想されている。

中国のキャンパーは主に25歳から34歳までの若者に注中しており、大自然に触れたり、自分の成長を追求することに強い関心を抱いている。

キャンプ地の選択を見ると、最も人気となっているのは、華東エリアで、以下、森林や湖、雪山などがある西南エリア、日差しが心地よく、砂浜が多い華南エリアとなっている。

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発展した都市、特に一線都市では、キャンプのニーズが特に高まっている。それは、都市での暮らしは多忙で、ストレスを感じやすいため、キャンプで大自然に触れ、気晴らしをしたいと考える人が多いからかもしれない。

都市で生活するほとんどの人は、週末や連休、他の空き時間を利用して、旅行に出かけ、ストレスを解消したいと考えている。キャンプは、近場でも十分に楽しむことができるほか、友人たちと楽しい時間を過ごすことができるなどのメリットがあり、多くの人の間で人気となっている。

秋が到来すると、気温が下がり始め、SNSなどでは関連の話題が増え、ユーザーのアクティブ度が目に見えて高まっている。

キャンプは、中国の都市の人々が、普段の暮らしから離れ、大自然に触れる方法の一つとなっている。統計によると、キャンプが好きな理由のほとんどが「大自然が大好きだから」、「新鮮味のある生活を体験したいから」、「家族・友人との絆を深めたいから」となっている。そのため、グループキャンプが定番となっており、ほとんどの人が仲の良い人と一緒にキャンプすることを好んでいる。一方、ソロキャンプを好む人の割合はわずか4％にとどまっている。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年8月29日