福島第一原発の汚染水海洋放出は、日本に住む人々にどのように影響し、彼らはどのように感じているのか?中国中央テレビ局(CCTV)では、そんな福島の人々を取材した。
福島第一原子力発電所からわずか50キロしか離れていない福島県いわき市は、かつて漁業が盛んな地域だった。 しかし、2011年の福島第一原発事故以降、福島の水産業のイメージは悪化し、魚介類の価格は暴落した。
日本政府の汚染水海洋放出を受け、地元の漁業関係者たちは将来に暗澹たる思いを抱いている。同地で26年間海産物店を営む中垣茂さん(68)もそうした不安を抱えるうちの1人。中垣さんは、「お客さんからも大丈夫かなと聞かれるし、漁業関係者としても、(汚染水海洋放出は)生活がかかってくる問題だと思う」とした。
「人民網日本語版」2023年8月24日