福島第一原発の汚染水海洋放出は、日本に住む人々にどのように影響し、彼らはどのように感じているのか?中国中央テレビ局(CCTV)では、そんな福島の人々を取材した。
福島で水産加工場を営む石井英樹さん(64)は、東日本大震災の後も、現地で工場経営を続け、十数年間の努力を経て、その年商は約10億円に達するようになった。様々な理由から現在、工場の原料の魚はすべて海外から輸入しているが、日本政府の原発事故汚染水海洋放出について、「汚染水を流すことで、まだ同じことを繰り返すことになるのがすごく悲しい」とする。
日本政府と東京電力は、関係者の理解なしに原発汚染水を海に流さないという明確な約束をしていた。しかし、ここ数年、日本政府と東京電力は、地元住民の反対と抗議の声を無視して、海洋放出計画を推し進めてきた。
「人民網日本語版」2023年8月28日