中秋節(旧暦8月15日、今年は9月29日)と国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせて、今年は9月29日から10月6日までが8連休となる中国。中国国家鉄路集団有限公司は9月12日、この連休に合わせて、9月27日から10月8日までの12日間にわたり、特別輸送体制を実施することを明らかにした。また、同期間中における中国全土の鉄道利用者は延べ1億9000万人に達する見込みとしている。中国鉄道システム12306では今月13日から特別輸送体制初日となる9月27日のチケット販売が始まる。
鉄道当局は、連休初日となる9月29日のチケット販売が始まる9月15日に8連休中のチケット販売のピークを迎えると予想している。目的地または出発地として人気となるのは、北京や上海、南京、蘇州、天津、広州、深セン、成都、西安などになる見込みだ。また杭州では連休中に第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)が開催されるため、高速鉄道で同地に向かう人が増加しそうだ。
特別輸送体制期間中、鉄道当局は輸送資源を合理的に配置し、輸送能力を強化する計画だ。また、中国全土で祝祭日用のダイヤを採用する。1日当たりの輸送能力は2019年同期比で18.5%増になる見込みだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年9月13日