第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)が9月23日から10月8日まで浙江省杭州市で開催される。そして大学4年の瀋小語さんも、杭州アジア大会セーリング競技の審判を担当するため、間もなく浙江省寧波市象山県に赴く。
寧波大学科学技術学院で社会体育を専攻している瀋さんはその学業成績も優秀だ。審判に選出されたことについて、「努力もしたし、運にも恵まれていたと思う。セーリングをしている伯母の影響で、小さい頃からスポーツが大好きで、色々と挑戦してきた。スポーツならどんな競技でも一度はチャレンジしてみたい。体育を専攻している学生として、機会があれば、色々な試合にも参加してきた」と話す。
画像は慈渓日報から。
2021年にちょっとしたきっかけから、浙江省でセーリングの審判トレーニングクラスに参加した瀋さんは、一連の理論知識の学習や水上での実践トレーニングなどを経て、国家二級審判員の資格を取得した。そして今年8月にも、専門のトレーニングに参加し、国家一級審判員の資格を取得。杭州アジア大会の審判に選出される運びとなった。
瀋さんは、水泳の指導員資格やライフセーバーの資格のほか、陸上、バスケットボール、カヤック、ボートレース、ドラゴンボート、スタンドアップパドルボードなどの審判の資格など、スポーツ競技関連の資格をこれまですでに15種類取得している。
そんな瀋さんは、「世界的な大会に審判として参加できるのはとても光栄。公平、公正、プロフェッショナルな姿勢で、最大限努力し、競技ルールや審判の規律を順守し、審判としての仕事をやり遂げたい」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年9月13日