15日、液晶テレビの展示ブースで商談する外国人バイヤー。撮影・鄧華
第134回中国輸出入商品交易会(広交会)が15日、広交会展示館で開幕した。本広交会の展示総面積は155万平方メートルに拡大し、展示ブースは7万4000ヶ所、展示エリアは55ヶ所、出展企業は2万8533社で、いずれも過去最大を更新。本広交会は10月15日から11月4日まで3期に分けて開催される。
15日、広交会を見学し、商品を選ぶ業者。撮影・盧漢欣
本広交会は、工業自動化及びスマート製造、新エネルギー車及びスマート移動、ベビー・マタニティ用品、新エネルギー、ペット用品という5ヶ所の展示エリアで初めてブランド展示エリアを設置。
15日、スマート猫用トイレ製品の展示ブースで情報を得る外国人バイヤー。撮影・鄧華
世界貿易が全体的に低迷する中、中国の貿易は圧力に耐えながら、規模が全体的に安定しており、ポジティブなシグナルが増え続けている。公式データによると、中国の今年第1四半期(1-3月)の貿易額は9兆7200億元(1元は約20.5円)、第2四半期(4-6月)は10兆2900億元、第3四半期(7-9月)は10兆7900億元で、安定的に増加している。
15日、米国の出展業者の製品について問い合わせをする来場者。撮影・鄧華
広交会のスポークスマンを務める中国対外貿易センターの徐兵副センター長は、「国際環境と貿易の情勢は現在、複雑で厳しいものだ。第134回広交会の成功は、中国製造のイノベーションの成果の世界への発信に役立ち、企業の受注獲得及び市場開拓をサポートし、貿易の規模安定及び構造改善に寄与する。そして、需給マッチングの強化及び産業チェーン・サプライチェーンの安定と円滑化の促進に役立つ。さらに、しっかりした歩みで対外開放を拡大し、開放型の世界経済の建設を推進する中国の決意を示し、世界経済発展に新たな原動力を注入するのに役立つ」と述べた。
15日、電動工具の展示ブースで商談する外国のバイヤー。撮影・鄧華
15日、小型家電の展示ブースで商談する外国のバイヤー。撮影・鄧華
(編集YF)
「人民網日本語版」2023年10月16日