習近平国家主席は17日、第3回「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラムに出席するため来中した各国の首脳と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
チリのボリッチ大統領との会談において習主席は、「チリは南米で最初に新中国と国交を樹立した国であり、中国と中南米による『一帯一路』共同建設の先駆者でもある。中国はチリと共に両国の伝統的な友好関係を継続し、包括的な戦略的パートナーシップの持つ時代的意味を絶えず拡充していきたい」と述べた。
インドネシアのジョコ大統領との会談において習主席は、「中国は引き続き現代化と民族復興の道においてインドネシアと支持し合い、中国インドネシア運命共同体の共同構築によって両国関係の長期にわたる安定的発展を先導し、世界と地域の平和及び繁栄に原動力を絶えずに注入していきたい」と述べた。
エチオピアのアビィ首相との会談において習主席は、「双方は全天候型戦略的パートナーシップの構築を契機に、友好と相互信頼を絶えず固め、実務的協力を深め、両国関係のさらなる成果を推し進め、共同発展と協力・ウィンウィンにおける友人、南南団結・協力の促進と国際公正・正義の維持におけるパートナーである必要がある」と述べた。
ハンガリーのオルバーン首相との会談において習主席は、「中国はハンガリーと引き続き信頼し合う協力・ウィンウィンの良き友人、良きパートナーであることを望んでいる。来年の国交樹立75周年を契機に、両国の包括的な戦略的パートナーシップを絶えず新たな段階へと押し上げ、両国の友好協力関係の新たな章を引き続き記していきたい」と述べた。
パプアニューギニアのマラペ首相との会談において習主席は、「中国はパプアニューギニアが国家主権・安全保障・発展上の利益を守り、自国の国情に合った発展の道を歩むことを断固として支持する。パプアニューギニアとの伝統的な友好関係を継続し、政治的相互信頼を固め、協力分野を拡大し、両国民に幸福をもたらしていきたい」と述べた。
セルビアのブチッチ大統領との会談において習主席は、「中国はセルビアが国家主権と領土的一体性を守ることを断固として支持しており、セルビアと引き続き戦略的連携を強化し、伝統的な友好関係をより多くの実務協力の成果へと変えていくことを望んでいる」と述べた。
ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領との会談において習主席は、「中国は『一帯一路』共同建設イニシアティブ10周年を契機に、国の現代化のプロセスにおいてウズベキスタンと学び合い、参考にし合い、支持し合い、成果を収め合い、手を携えて中国ウズベキスタン運命共同体を構築し、地域の平和と繁栄により多くの確実性とプラスのエネルギーを与えていくことを望んでいる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年10月18日