王毅中共中央政治局委員(外交部長)は18日、第3回「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラムの閉幕を受けて、サミットフォーラム・プレスセンターで国内外の記者と会見し、サミットフォーラムの重要な成果として以下の点を挙げた。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
(1)今回のフォーラムが発した最も明確なメッセージは、団結・協力、開放・ウィンウィンだ。分断ではなく団結、対立ではなく協力、閉鎖ではなく開放、ゼロサムではなくウィンウィンが必要だ。百年間なかった変局による混迷の中、「一帯一路」共同建設が世界にもたらすものは、いつまでも安定性とプラスのエネルギーだ。
(2)今回のフォーラムが形成した最も重要な共通認識は、「一帯一路」の質の高い共同建設に新たな段階を開くということだ。習近平国家主席は、各方面と「一帯一路」協力パートナーシップを深め、「一帯一路」共同建設の質の高い発展を新たな段階へ推し進めるという中国側の意向を示し、各方面から前向きな呼応と支持を得た。
(3)今回のフォーラムが示した最も壮大なビジョンは、世界の現代化を手を携えて実現するということだ。習主席は、各国が手を携えて、平和的に発展し、互恵協力を行い、共に繁栄する世界の現代化を実現すべきであることを、初めて提起した。この壮大なビジョンは人類運命共同体の構築という理念と同じ流れを汲むものであり、「一帯一路」の質の高い共同建設において努力すべき方向性を明確にした。
(4)今回のフォーラムが堅持した最も鮮明な特色は行動指向性、効率性、実務性だ。フォーラムで各方面は計458件の成果に至った。これは第2回サミットフォーラムを大きく上回る数だ。CEO会議でも972億ドル(1ドルは約149.8円)相当のビジネス契約がまとめられた。これは各国における一層の雇用創出と成長促進に寄与する。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年10月19日