中国国務院新聞弁公室が10月23日に開いた記者会見で、農業農村部(省)の関係責任者は、中国全土の田畑における秋の収穫が8割以上完了したことを明らかにした。データを見ると、今年、中国の食糧生産量は6億5000万トン以上をキープする見込みだ。夏の食糧生産量は、1億4613万トンで、史上2番目に多かった。早稲の生産量は2833万5000トンで、21万5000トン増加し、4年連続の増産となった。
農業農村部の関係責任者によると、今年、中国の秋の食糧の栽培面積は安定して増加し、大豆の面積は2年連続で1千万ヘクタール以上となった。また、大豆・トウモロコシ帯状複合栽培面積が約133万3333ヘクタールとなったほか、落花生や油糧用ヒマワリといった油糧用作物の生産も安定している。中国全土の秋の収穫も増産が確定している。
夏の食糧や油糧用作物、早稲も豊作となっており、今年の中国の食糧生産は過去最多を更新する見込みだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年10月24日