習近平国家主席とバイデン米大統領は現地時間15日、サンフランシスコ近郊にある庭園「ファイロリ」で中米首脳会談を行い、中米関係に関わる戦略的、大局的問題と方向性の問題、世界の平和と発展に関わる重大な問題について踏み込んだ意見交換を行った。両国首脳の対面での会談はバリ島会談以来であり、世界が注目している。新華社が伝えた。
首脳外交は中米関係の「羅針盤」であり、中米各界と国際社会はサンフランシスコでの中米首脳会談に期待を募らせている。中米関係は世界で最も重要な二国間関係であり、幾度も困難に見舞われながらも、曲折の中、常に前向きに発展してきた。2つの大国である中国と米国が付き合わないことは不可能であり、相手国を変えようとすることは非現実的であり、衝突や対抗のもたらすマイナスの結果には誰も耐えられない。
大国間競争はこの時代の基調ではなく、中米両国と世界が直面する問題の解決にはならない。世界に中米という2つの大国が共存することは可能であり、中米各々の成功は互いにとってチャンスである。双方が相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンを堅持しさえすれば、意見の相違を乗り越え、2つの大国が正しく付き合う道を見出すことができる。中米関係の前途は明るい。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年11月16日