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モノのインターネット(IoT)はモノとモノとの間で情報を交換し通信を行うネットワークで、「万物がつながるインターネット」とも呼ばれている。北京市で開催中の世界のモノのインターネット会議(WIOTC)で明らかになったところによると、中国では今年、IoT接続デバイス数が23億台を超えて、前年同期比30%増加する見込みという。
IoT技術は現在、生産・製造、農業、交通・車載ネットワーク(IoV)、医療、人々の暮らしなどの分野に一般的に応用されている。WIOTCの予測によると、IoT技術が駆動するグローバルデジタル経済の付加価値額が今年は20兆ドル(1ドルは約147.5円)を超え、30年は40兆ドルを超える見込みだ。中国はIoTのインフラ建設、産業応用、イノベーション発展などの面で世界の上位にあり、IoT接続デバイス数が今年は23億台を超え、前年同期比30%増加する見込みだ。現在、中国のIoT接続デバイス数はIoT利用者数を超えており、世界の主要エコノミーの中でいち早く「モノが人を超える」ことを実現した国になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年11月21日