今月10日夜から北京各地では次々と今シーズン冬の初雪が観測され、11日早朝には雪景色が広がったのに続いて、13日から14日にかけて再び大雪になるとみられている。気象当局の最新の天気予報によると、13日から14日にかけて、北京市・天津市・河北省において降雪の予報となっている。
北京市気象台の首席気象予報士・趙瑋氏によると、北京市内は大雪に見舞われることになりそうで、累計降水量は大雪以上(24時間内の降水量が5ミリから10ミリ)の水準に達する可能性がある。
大雪だけでなく、15日から16日にかけては寒波にも見舞われ、3.4-7.9m/sの北風が吹くと予想されている。最大瞬間風速は17.1m/sに達する可能性もあり、気温がさらに大幅に低下しそうだ。48時間で10度以上低下する可能性もあるため、防寒対策をしっかりとしたほうがよさそうだ。
北京で雪が降ると、雪化粧が施された「故宮」を見に行く絶好のチャンスとなる。しかし、今シーズンの初雪となった今月11日は故宮の定休日である月曜日だったため、ネット上では「故宮は定休日」が検索のトレンド入りし、ネットユーザーからは「残念」という声が次々寄せられた。また、故宮博物院の入場チケットの予約状況を見ると、13日と14日はすでに予約でいっぱいとなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年12月12日