ワールドブランドラボ(World Brand Lab)が13日に発表した2023年度版「世界ブランドトップ500」に、中国から48ブランドがランクインした。総数では、初めて日本を抜いて世界3位となった。トップはマイクロソフト、2位はアップル、3位はアマゾンだった。
ランキングには32ヶ国のブランドがランクインしている。ランクインしたブランドの国別総数を見ると、米国が193ブランドでトップの座を守った。以下、フランス49ブランド、中国48ブランド、日本43ブランド、英国34ブランドと続いた。ランクインした中国ブランドのうち、上位に入っているのは国家電網や騰訊(テンセント)、海爾(ハイアール)、華為(ファーウェイ)、華潤、中国人寿、五糧液、中国南方電網、青島ビール、中国中化グループ、恒力、徐州工程機械、盛虹、国貿控股などとなっている。
ランクインしたブランドは47業界をカバーしている。最も多いのは食品・飲料業界で35ブランド、2位が自動車・部品業界で32ブランドだった。回復を続ける小売業界は28ブランドで、エネルギー業界と並んで3位だった。
ランクインしたブランドの業歴は平均98.57年と、昨年の98.22年よりやや上昇した。業歴100年以上の老舗は225ブランドで、全体に占める割合は4割以上だった。中国ブランドを見ると、業歴100年以上の老舗には茅台(マオタイ)や青島ビール、五糧液、中国銀行、友邦保険などがある。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年12月14日