中央外事活動会議が27、28両日に北京で開かれ、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が重要談話を発表した。中央テレビニュースが伝えた。
習総書記は重要談話で、新時代の中国の特色ある大国外交の歴史的成果と貴重な経験を総括し、新たな道のりにおいて外交活動が直面する国際環境と歴史的使命を深く明らかにし、現在及び今後一定期間の外交活動について包括的な方針を示した。
会議では、現在及び今後一定期間の外交活動について次の必要性が指摘された。
▽中国式現代化の目標・任務との整合性
「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」、特に「習近平外交思想」を指針とし、中国式現代化の目標・任務との整合性を図り、自信・自立、開放・包摂、公道・正義、協力・ウィンウィンという方針・原則を堅持し、人類運命共同体の構築の促進という主軸を押さえ、時代に即して戦略的計画を強化し、外交的布陣を深め、十全なものにし、問題志向を際立たせ、システム思考を活用し、より立体的・総合的に外交戦略任務を明確にし、より積極的・主導的な歴史的責任感と、より活力に富む創造的精神をもって、中国の特色ある大国外交に新局面を切り開く必要がある。
▽正しい道を守りながら革新を図る外交は必然的要請
正しい道を守りながら革新を図る外交は、新たな道のりにおいて中国の特色ある大国外交に新局面を切り開くための必然的な要請であり、中国式現代化をより良く支えるための必然的要請でもある。思想・理論の学びを強化し、体制・制度改革を深め、外交チームの整備を推進し、外交活動の科学性、予見性、主導性、創造性を不断に強化する必要がある。
▽党中央の外交大権をいささかも揺るがずに堅持
党中央の外交大権をいささかも揺るがずに堅持し、党中央の集中的・統一的指導を自覚的に堅持し、党が外交活動を指導する体制・制度を一層強化しなければならない。各地区・各当局は大局を念頭に置き、協同・協調し、外交活動に関する党中央の決定と方針を確実に貫徹・実行する必要がある。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年12月29日