「一帯一路」ニュースネットワーク

「一帯一路」ニュースネットワーク>>ニュースルーム

2024年最初の寒波が中国に襲来 「氷点下ライン」が国土8割をすっぽり覆う

16:32, January 19, 2024 人民網日本語版

「三九(冬至から3番目の9日間)」は1年で最も寒い時期と言われているものの、今年は例年よりもかなり気温が高い「三九」となった。そして、今月18日から「四九(冬至から4番目の9日間)」に突入。寒気の襲来がすでに始まっている。中国天気網が報じた。

1月に入り、中国全土に影響を与える寒気が弱まり、中国の大部分の地域の気温が例年よりも高くなった。そして、貴州省や重慶市、四川省、甘粛省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区といった地域では、1961年以来で最も暖かい「三九」となった。しかし、18日から20日にかけて、寒気が中・東部の地域に襲来し、気温が4-8度下がると予想されている。さらに、20日から23日にかけて、今年最初の寒波の影響が少しずつ広がり、中・東部の多くの地域で気温が急降下しそうだ。内蒙古(内モンゴル)自治区や陝西省、華北エリア、江南エリア、華南エリア、貴州省などでは、局地的に気温が14度以上下がる可能性もある。その後は中国の大部分の地域の気温が例年よりも低くなりそうだ。

中国の「氷点下ラインマップ」を見ると、19日から23日までの5日間、そのラインは淮河流域から南下して、華南北部まで到達するとみられている。23日前後に、寒波の影響は次第に弱まるものの、氷点下ラインは福建省の西部と北部、広東省と広西壮(チワン)族自治区の北部一帯に到達し、今回の寒波で最も南下しそうだ。長沙や上海、杭州などの気温も氷点下にまで下がり、福州、広州、南寧などの最低気温は氷点下になることはないものの、1桁台にまで下がり、冷え込みを体感することになりそうだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月19日