習近平国家主席は24日、国賓として来中したウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と北京の人民大会堂で会談した。両国首脳は、新時代における全天候型(外的環境の変化に左右されない)の包括的・戦略的パートナーシップを発展させ、より高い出発点から中国ウズベキスタン運命共同体の構築を推進するとの決定を発表した。新華社が伝えた。
習主席は「双方は新時代における全天候型の包括的な戦略的パートナーシップの発展を契機に、高水準の政治的相互信頼によって中国ウズベキスタン運命共同体の礎を強固に築き、『一帯一路』(the Belt and Road)の質の高い共同建設によって各々の現代化事業の推進を支える必要がある。政府間協力委員会などの場を活用し、戦略的意思疎通を強化し、戦略的相互信頼を全面的に深める必要がある。双方は『一帯一路』の質の高い共同建設を支える中国の8項目の行動と積極的に連携して、伝統的協力の潜在能力を深く掘り起こし、経済貿易・投資中長期協力計画をしっかりと実行に移し、投資と貿易の円滑化措置をさらに多く打ち出し、インフラ、農業ハイテクパーク建設などの協力を拡大することができる。中国はウズベキスタンの良質な産品の輸入を増やすことを望んでいる。双方はまた、積極的に貧困削減協力を繰り広げ、地方協力を拡大・深化し、人々に利益をもたらすプロジェクトをより多く実施する必要がある」とした。
ミルジヨエフ大統領は「習主席と共に、両国関係の新時代における全天候型の包括的・戦略的パートナーシップへの格上げを宣言することを嬉しく思う。私の今回の訪問を重要な契機に、さらに相互信頼を強化・深化し、包括的協力を拡大し、高い質で『一帯一路』を共同建設し、経済や貿易、農業、グリーンエネルギー、地方、観光など各分野の実務協力がさらに多くの成果を挙げる後押しをし、人的・文化的交流を緊密化することを望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年1月25日