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烏魯木斉に登場した「ナンコーヒー」が話題に

16:29, February 06, 2024 人民網日本語版

「ナン+コーヒー」という斬新なコラボレーションが最近、中国で話題を集めている。新疆グルメの一つであるパンの「ナン」をコーヒーカップの代わりにしたナン・カフェラテやナン・カプチーノ、ナン・ココアといった「ナンコーヒー文化」が最近、新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)で話題となっているのだ。

「ナンコーヒー」を飲んだことはある?

「ナンコーヒー」をめぐり、ネット上では、「ナン好きも、コーヒー好きも言うべき言葉が見つからない」といった受け入れ難いとするコメントが見られる一方で、「アイデアは無限」や「ぜひ飲んでみたい」と興味を示すコメントも寄せられている。

様々な食べ物や飲み物と相性抜群のナン

新疆の人々に愛されている「ナン」は中国の伝統的な飲食文化において重要な位置を占めている。千年以上の歴史を誇る「ナン」は、幅広い人々に受け入れられている。

新疆の人々にとってのナンは、「咸奶茶(しょっぱいミルクティ)」と一緒に食べる主食であり、焼肉に欠かせぬお供であるほか、羊肉との相性も抜群で、街のあちこちで目にすることのできる「生活の一部」であり、さらには代々伝承され続けてきた一種の「伝統技術」でもある。

おおまかな統計ながら、ナンは300種類以上あり、そのほとんどが小麦粉を主な材料としており、そこにゴマや卵、植物油、牛乳、玉ねぎなどを加えて作る。ナンは半発酵食品で、栄養価が高く、その味は比較的さっぱりしていて、消化しやすいため、吸収の速いエネルギー源となるという特徴がある。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月5日