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24年春節の金消費も好調 竜モチーフのアクセサリーが人気

16:54, February 20, 2024 人民網日本語版

中国黄金協会が18日、春節(旧正月、今年は2月10日)連休期間には、金の価格が高止まりしていたにもかかわらず、中国の金消費は引き続き好調で、アクセサリー類と辰年記念ゴールドバーが最も人気を集めたと明らかにした。

同協会によると、一連の消費振興政策の推進を受けて、金銀ジュエリー製品は通年小売販売額で成長率が比較的大きい品目になったという。

消費者を見ると、同連休期間はファミリー及び若い消費者層が中心だった。若い消費者は新しいタイプの金アクセサリーを特に好んでいる。また辰年記念ゴールドバー、「転運珠」(幸運を祈ってつける赤い紐のブレスレットなどにあしらう大粒の金飾り)などの辰年モチーフの金アクセサリーも消費者の間で人気が高かった。こうした商品はおめでたい意味が込められているだけでなく、伝統文化のモチーフも取り入れて、個性的でファッショナブルでありたい消費者のニーズに応えるものとなっている。

地域別の売り上げ状況を見ると、金消費が一線都市から二線都市、三線都市へと拡がる様子がうかがえる。

金アナリストの李洋さんは、「北京や上海といった一線都市で金購入のニーズが旺盛なだけでなく、全国各省・直轄市でも投資を含めた金アクセサリーのニーズが明らかに増加している」と述べた。

ワールド・ゴールド・カウンシル中華圏の王立新最高経営責任者(CEO)は、「2023年に、中国国内の金アクセサリーの総需要が大幅に増加したのは、中国経済の回復、金の魅力の高まり、ブライダル関連の金需要の増加によるものだ。2024年の中国の金アクセサリー需要は課題に直面するかもしれない。春節連休は昔から金の売れ行きが好調になる時期で、2024年第1四半期(1-3月)の金アクセサリー需要は大いに目を引く可能性があるが、通年では金価格の上昇をはじめとする原因によって金需要は低下することが予想される」と分析した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年2月19日