中国侵略日本軍の「慰安婦」制度の被害者の1人である沈さんが2月18日午後4時、湖南省長沙市長沙県で亡くなった。享年93歳。中国侵略日本軍は1944年、沈さん一家が当時住んでいた山村に攻め込み、地元の鐘馗廟を拠点として村を占拠したため、村民は次々と逃げ出した。当時、まだ13歳だった沈さんは、一家の主要な収入源だった家畜の牛を残していくことが忍びなく、牛を連れて逃げようとしたところ、中国侵略日本軍に捕まってしまい、「慰安婦」として強制連行された。その後、沈さんは一生涯独身を貫き、弟一家と暮らしていた。(編集KM)
「人民網日本語版」2024年2月20日