(写真提供・黒竜江日報、撮影・蒋国紅)
「世界最大の氷雪テーマパーク」である黒竜江省の「哈爾浜(ハルビン)氷雪大世界」が16日0時に今シーズンの営業を終了した。61日間で、延べ271万人が訪れ、中国国内外から来た観光客が、中国東北エリアの魅力を肌で感じた。中国新聞網が報じた。
営業期間中、「哈爾浜氷雪大世界」では、「第35回中国·哈爾浜国際氷像コンテスト」や「第40回中国·哈爾浜国際アイス・スノーフェスティバル及び中国・フランス文化観光年開幕式」、「2024·哈爾浜辰年アイス・スノーパーティ」といったイベントが開催されたほか、パーク内のムードを盛り上げる「ドリームビッグステージ」や「アイス・スノーカーバレエショー」、「かわいいキャラクターのパレード」などが累計で1552回実施され、来場者は氷と雪の祭典を存分に楽しんだ。
(写真提供・黒竜江日報、撮影・蒋国紅)
今シーズンの冬、「哈爾浜氷雪大世界」は、「世界最大の氷雪テーマパーク」としてギネス世界記録に認定されたほか、「中国アイス・スノー観光発展報告(2024)」の「2024年アイス・スノー文化ベスト10」、「2024年度中国国家級サービス業標準化テストプロジェクト」、「2023年度微博(ウェイボー)で最も注目された中国国内の観光スポット」などに選出された。
今シーズンの「哈爾浜氷雪大世界」は、来場者向けのサービスやアクティビティ体験、観覧保障といった面でアップデートしており、「至れり尽くせり」が人気検索キーワードとなった。例えば、60日の間に、「落し物案内」が約4820回行われ、スタッフが拾った貴重品が持ち主に返還されたケースは約190回に達した。また、身分証明書やホテルのカードキーなどの発見に至ったケースは累計で約4600回に達した。来場者のたくさんの笑顔や、寄せられたたくさんの錦旗(感謝の印として贈る旗)、感謝の手紙は、パークが来場者と築いた絆の証で、共に作り上げた素晴らしい思い出となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年2月20日