7日午後、第14期全人代第2回会議の解放軍及び武装警察部隊代表団の全体会議に出席し、重要談話を発表した習近平総書記(撮影・李剛)
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は7日午後、第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の解放軍及び武装警察部隊代表団の全体会議に出席した際、「新興分野の戦略能力は国家戦略体系・能力の重要部分を成し、我が国の経済と社会の質の高い発展、国家安全保障と軍事闘争の主導性に関わり、中国式現代化による強国建設及び民族復興という偉業の全面的な推進にとって重要な意義を持つ。使命感を強め、改革・革新を深め、新興分野の戦略能力を全面的に高める必要がある」と強調した。
習総書記は「発展の重点を際立たせ、新興分野の戦略能力の構築に関する戦略と計画の実行に力を入れる必要がある。海上軍事闘争の準備、海洋権益の維持、海洋経済の発展を統合的に計画し、海洋ガバナンス能力を高める必要がある。宇宙における布陣を最適化し、我が国の宇宙システムの構築を推進する必要がある。サイバー空間防御システムを構築し、国家のサイバーセキュリティ維持能力を高める必要がある。インテリジェント技術の重要プロジェクトの統合的計画・実施を強化し、先進的成果の応用を強化する必要がある」と指摘。
「新興分野の発展は根本的に科学技術の革新と応用から始まる。革新への自信を強め、主体性を堅持し、現実に即し、自主的革新と独創的革新の推進に力を入れ、新たな質の生産力と戦闘力の成長軸を築く必要がある。交差・融合的発展という新興分野の特徴を把握し、統合的革新と総合的応用を強化し、同時多発的ブレイクスルー、全面的に推進という局面の形成を後押しする必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月8日