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外交部が東南アジア諸国高層部の相次ぐ訪中についてコメント

16:28, April 09, 2024 人民網日本語版
外交部が東南アジア諸国高層部の相次ぐ訪中についてコメント

4月に入り、東南アジア諸国高層部が相次いで訪中していることについて、外交部(外務省)の毛寧報道官は8日の定例記者会見で、「このところ、東南アジア諸国の複数の首脳や外相の訪中が相次いでいることは、これらの国々が対中関係の発展を非常に重視していることを明確に示すものだ」と指摘。

「中国外交は周辺諸国を優先的方向性としており、中国と東南アジア諸国は運命を共にする良き隣人、良き友人、良きパートナーだ。中国は常に習近平国家主席の打ち出した『親誠恵容』という周辺外交理念に従い、周辺諸国と友好的協力を繰り広げ、理解と相互信頼を増進し、共に発展と振興を図っている。中国とASEANはすでに4年続けて互いに最大の貿易パートナーとなっている。今年1~2月、中国とASEANの貿易総額は9932億元(1元は約21.0円)に達し、8.1%増加した。東南アジア諸国は『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設の重要な協力パートナーであり、中国ラオス鉄道、ジャカルタ-バンドン高速鉄道、中国とマレーシアの『2ヶ国、ツインパークス』など多数の協力プロジェクトが地域の成長を促進し、地域の人々に恩恵を及ぼしてきた。中国とシンガポール、マレーシア、タイは査証(ビザ)相互免除を実現し、『中国ASEAN人的・文化的交流年』は豊富で多彩な一連の行事を開催し、双方の民衆の相互理解と親交を促進するだろう」とした。

また「今年は平和共存五原則発表70周年にあたる。我々は周辺諸国と共に、平和共存五原則を継承・発揚し、『親誠恵容』の理念を実践し、利益の融合を深め、平和で、安寧な、繁栄し、美しい、友好的に共生するアジアを手を携えて構築していきたい」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年4月9日