中国ラオス鉄道の国際旅客列車がこのほど開通1周年を迎えた。外交部(外務省)の林剣報道官は15日の定例記者会見で、「中国は中国ラオス鉄道が常に『加速度』を上げ、地域の繁栄促進のために『早送りボタン』を押し、民心の通じ合い、発展と融合の美しい絵巻を描くことを望んでいる」と表明。
「中国ラオス鉄道は、中国とインドシナ半島諸国による『一帯一路(the Belt and Road)』の質の高い共同建設の推進、相互接続の促進のリーディングプロジェクトだ。開通から2年余りで、乗客・貨物輸送量は増え続け、旅行者の移動は一層便利になり、両国経済の質の高い発展に強い原動力を与え、域内諸国を連結する重要な紐帯となった。中国ラオス鉄道の国際旅客列車は昆明、西双版納(シーサンパンナ)、ルアンパバーン、ビエンチャンなど重要都市を結び、沿線の人的・文化的旧跡や自然景勝地の観光の利便性を極めて大きく高め、1年で累計730便余りが運行し、輸送旅客数は延べ70万人に達し、87ヶ国・地域の旅行者延べ18万人余りが国境を跨ぐ旅をした」と指摘。
「中国ラオス鉄道は、両国が運命を共にし、互いに成果を挙げる素晴らしい物語の証人であり、中国、ラオス及び近隣のASEAN諸国にも大きな開放・開発・発展という歴史的チャンスをもたらした」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年4月16日