呉江浩駐日大使はこのほど、日本の作家でテレビ番組司会者、国連児童基金(ユニセフ)親善大使の黒柳徹子氏と面会した。新華網が伝えた。
現在90歳の黒柳徹子氏は日本では誰もが知る存在だ。黒柳氏が自らの子供時代の体験を記した『窓ぎわのトットちゃん』は20ヶ国語以上に翻訳され、販売部数は全世界で2500万部を突破し、特に中国に多くの読者を持つ。その続編である『続 窓ぎわのトットちゃん』の中国語版が5月末に中国で刊行され、黒柳氏も中国を訪問することになっている。
呉大使は、黒柳氏の長年来の対中交流・協力への貢献を高く評価し、『窓ぎわのトットちゃん』の中国語版が1700万部を突破したことに祝意を表すとともに、5月末に北京で開催される『続 窓ぎわのトットちゃん』中国語版の出版記念会の成功を祈った。
黒柳氏は、自らの作品が中国の読者に愛されていることに感謝し、5月の中国訪問への大きな期待を表明。中国の若い世代と直接交流することで、本当の中国を近い距離から感じたいとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年4月24日